レーシックの安全性

レーシック(レーザー視力回復手術)の安全性

手術を受ける上で、安全性や成功率はどうなのか、誰もが気になるところだと思います。

レーシックは視力回復手術のなかでも一番症例が多く、かなり安全性の高い術式だといえます。
失明する危険性についても、レーシックは角膜の表面に行うものですので失明する可能性はとても低いです。

もちろん100%成功する手術なんて存在しませんが、現在のところレーシックによって失明したという事例は報告されていません。

しかし、安心して手術が受けられるように、リスクや合併症などは知っておいた方が良いでしょう。また、心配なことがあれば担当の眼科医に相談することが大切です。

レーシック(レーザー視力回復手術)の年齢制限

レーシック手術には年齢制限があります。クリニックによっても違いがありますが、一般的には20歳〜60歳位までの方が受けられます

17歳以下の成長段階の未成年者は、手術後にも屈折異常が進行してしまう恐れがあるためレーシックを受けることができません
その場合、成長期が終わってある程度屈折異常の進行が収まってから手術を受けることになります。

18歳以上20歳未満の場合は、保護者の同意・承諾があれば受けられることもあります。

また、60歳以上の方も不向きとされていますが、病院の判断によりレーシックを受けられるケースもあります。
 ※老眼はレーシックでは治すことはできません。

レーシックに向かない人(受けられない可能性のある人)

レーシックは誰でも受けられるというわけではありません。

実際に眼科で適合検査をしますが、リスクが高い場合や視力回復の効果が見込めない場合にはレーシックを受けられないことがあります。

通常、以下のような場合にはレーシックを受けられない可能性があると言われています。

・角膜に十分な厚みがない人
・重度のドライアイ・角膜に異常がある人
・白内障・緑内障などの眼病にかかっている人
・糖尿病・膠原病などの病気にかかっている人(重い内科的疾患)
・バセドウ病の治療薬を服用中の人
・格闘家やパイロットなど職務に支障をきたす場合
・妊娠中・授乳中・授乳後3ヶ月以内の人

あとは、医師が不適応と診断した場合には受けることができません。

しかし、症状によってはレーシックを受けることができる場合もありますので、担当の眼科医に相談しましょう。

適合検査をした場合、目の状態やリスクなどについて必ず医師から説明がありますので、疑問に感じることはどんな小さなことでも確認し、納得した上で、レーシックを受けるかどうかを判断するといいでしょう。